T氏です。
タレントの藤田ニコル(19)が茨城県で起きた「いじめ自殺問題」での独自の意見を述べた事で批判を受けネット上でも大炎上している。
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藤田ニコルの独自の意見とは一体何だったのか??
批判の発端は6月4日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、藤田ニコルが、茨城県で起きた「いじめ自殺問題」について、加害者に対して独自の意見を述べたことで、批判を浴びた。
藤田ニコルの意見はと言うと。「いじめた側の子たちが一生罪悪感を背負っていかなきゃいけなくなっちゃう」「ネットで犯人捜しとかあるんじゃないかなってすごい心配です」と、加害者を慮るかのような発言をしたことで、反発を招いてしまった格好だ。
もちろん被害者が自殺してしまった事件だけに「許しがたい」という意見が噴出することも頷ける。
ただ、自身は貧しい家庭で育ち、中学時代にはいじめで不登校になった過去があり、ハードな経験をしたことで、かえって逆バイアスがかかり、ついつい影響を顧みない発言をしてしまったのかもしれない。
藤田ニコルもまだ19歳と若い年齢で「サンジャポ」でクセのあるオトナたちに混じって、臆せず意見を言う素直さに、ティーンからの支持も厚い。
自殺した女子生徒の遺族に教育委員会が謝罪
番組では、茨城県取手市で発生したいじめ問題についてとりあげた。当時、被害者である中学3年生だった女子生徒が2015年11月に自殺するという痛ましいもの。
「死ね」「うざい」などの言葉の他、「(被害女子生徒は)臭いから嗅いでみな」と皆の前で罵られるなどのいじめにあっていたという。女子生徒は亡くなる3週間前に「苦しい。悲しい。さびしい」という手記を残していた。
これまで、同市教育委員会はいじめの存在を否定し、重大自体にはあたらないと主張していたが、先月30日にかつての判断を撤回。教育委員長らが女子生徒の両親に直接謝罪した。
スタジオでも大激論
藤田ニコルは現在はいじめ加害者たちについて「いじめた側の子たちが一生罪悪感を背負っていかなきゃいけなくなっちゃう」と、今後を心配。
さらに現在では高校に通っているだろう現状に「ネットで犯人探しとかあるんじゃないかなってすごい心配です」と漏らした。
テリー伊藤も「いじめた側の親御さんが、子どもたちをどう守っていくかが大切」とコメント。罪を償うこととは別に、加害者たちが生きるために、権利が守られることが重要と説いた。
この意見に対して、西川史子(46)は「いじめた側っていうのは、一生贖罪として残していかなきゃいけない」と強く反論。加害者側のプライバシーや罪の意識の問題について激しい議論に。
また、アンミカはこれまでの教育委員会の態度を批判。いじめを認めなかったことで「加害者の子たちの更生の機会も奪っている」と主張した。
ネットで藤田ニコルに対し否定的な意見
ニコル自身もかつていじめられていた経験があったという。
それだけに、ネット民からは「なんでそんなこと言うの?」と疑問の様子。
- テレビの影響力はすごいからこういう薄っぺらい人を出すのはやめてほしい。いじめで苦しんでいる若者に謝れ
- 加害者は間接的に人殺してんだよ。一生罪悪感持てよ。なんで加害者側の肩持つん?
- にこるんイジメられてたんでしょ? だったらなんでそんなこと言うの?
- 自殺した少女は実名、顔、晒されたんでしょ。なら、加害者も同様に。目には目をじゃないけど、痛い目見ないとと分かんないよ
2人に1人がいじめられた経験アリ
しらべぇ編集部は全国20代~60代の男女1,381人に「いじめられた経験」について調査したところ、およそ5割が「いじめられたことがある」と回答している。
また、そうした素直さの中に垣間見えるハッとさせるようなド直球のコメントは、業界関係者からの評価も高く、人気者になった。そうした自己主張できる人格は、どのように培われてきたのだろうか?
藤田ニコルの“炎上”に負けない性格はどう作られたのか?
こうした逆境の中で生み出した、批判に負けずに主張できるコメント力は、SNSでも最大限に発揮している。ツイッターではファンからのリプライにかなり丁寧に返事をしたり、自分に対するファンからの反応にファボをつけたり、アンチ発言に対してもうまくいなすなど、積極的にコミュニケーションを取っている。
こうしたSNSでの自己発信は、『ポップティーン』の編集長・森茂穂氏からの指導の賜物のようだ。
「2014年から『ポップティーン』の編集長を務める森氏は、就任1年で雑誌の実売を4万5000部もアップさせた実力の持ち主。同誌にはニコルンだけでなく、前田希美(まえのん)や、池田美優(みちょぱ)越智ゆらの(ゆらゆら)など若い女性から絶大な支持を受け、最近ではテレビでも活躍しているモデルたちが多数出演しています。森氏は、こうした多数のモデルを育てる秘訣として『特に大事なのはオリジナリティー。このジャンルじゃ絶対に負けないってプライドを持っているモデルは強い』と語っています。そこでまだ何者でもない彼女たちをうまく放任で泳がせ、個性が出てきたことろをうまく拾い上げてきた結果、多数の個性的なモデルを世に出したわけです」
今の藤田ニコルを作り上げたのは、藤田ニコル個人だけの力ではなく他の個性的な仲間達と切磋琢磨し、さらに森氏のようなうまく誘導できるオトナたちがてきた結果といえるだろう。そこで勝ち得た個性は、芸能界でも十分に発揮されている。
前出のディレクター曰く「はっきりとした自己主張は彼女の強み。彼女が紹介した商品などは、『嘘偽りなく、いいものはいい!』と言うので、若い女に相当売れるようです。そうなるとさらにバラエティーでも使いやすくなりますよね」
おバカタレントとして人気を博し、ときには不用意な発言から炎上してしまうニコル。今回の失敗からまた学んで、さらに独自の世界観を発信していってほしい。
まとめ
- 「いじめた側の子たちが一生罪悪感を背負っていかなきゃいけなくなっちゃう」「ネットで犯人捜しとかあるんじゃないかなってすごい心配です」と、加害者を慮るかのような発言をしたことで、反発を招いてしまった格好だ。
- 被害者が自殺してしまった事件だけに「許しがたい」という意見が噴出することも頷ける。
- 「ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)や『ポップティーン』(角川春樹事務所)で人気モデルとして活躍した藤田ニコルですが、実はニコモ(ニコラの専属モデル)時代は落ちこぼれだったんです。
- おバカタレントとして人気を博し、ときには不用意な発言から炎上してしまうニコル。今回の失敗からまた学んで、さらに独自の世界観を発信していってほしい。
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