T氏です。
辻さんがノミネートされたのは今回が3回目で、初めて受賞した。
京都出身の辻さんは20年以上、ハリウッド作品に携わった後、2012年に映画界を引退し現代美術家として活動していたが、今回、オールドマンさんから直々に依頼を受けて作品作りに参加した。
名誉賞と科学技術賞を除いて日本人がアカデミー賞を受賞したのは2009年以来、9年ぶり。
辻さんは「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で、主人公チャーチルを演じた俳優のゲイリー・オールドマンさんの特殊メークを担当してそのメイクが話題になっていますね。そんなにスポットを当てていきます。
Contents
辻一弘さんのプロフィール
こちらが、プロフィールです。
辻一弘(つじ かずひろ)
生年月日:1969年5月25日
年齢:48歳
出身地:京都府京都市
(出典:Wikipedia)
子供の頃に視た『スター・ウォーズ』の影響を受け、
高校時代に特殊メイクに興味を抱きます。
高校は京都の龍谷大学附属平安高等学校出身。野球で甲子園の常連校でも有名ですね。
特殊メイクの情熱が凄い!
1987年、アメリカの特殊メイクの巨匠・ディック・スミス氏に手紙を送って助言を
仰ぎながら、洋書などから独学で学び始めました。
メールもなかった時代に、月に1~2通送り、7ヶ月間に渡って英語で書いた手紙の
やりとりを続けたそうです。
そのことが功を奏し、スミス氏が日本のホラー映画の特殊メイクを手がけるために来日した際、スタッフの一員として初めてプロの現場を体験。
高校卒業後、日本の特殊メイクスタジオに所属しながら、30本近い作品を手がけ、
代々木アニメーション学院特殊メイク科の講師も務めます。
関わった作品が凄い!
辻一弘さんは1996年、27歳の時に単身で渡米し、シノベーションスタジオに所属。
その後に関わった作品が凄いんです、ちょっと古くてわからない人もいるかもしれないですが。
『メン・イン・ブラック』
この2作品に携わり、ようやく腕が認められます。
その後も、ハリウッドで数々の作品を手がけ、2007年の『もしも昨日が選べたら』
2年連続でアカデミー賞のメイクアップ賞
にノミネートされますが、残念ながら受賞にまでは至らず。
2011年には一度、映画の仕事を辞めてる?
2011年には、一旦映画の仕事を辞めて、現代芸術分野に転向して、芸術家としての道を歩み始めます。
芸術家としても、数々の作品を手がけ、美術展にも出品するなど活動を続けていました。
『受賞よりも、自分で作りたいものを作って
評価される方が、喜びははるかに大きい』
ハリウッド映画など既に眼中になかっった辻さんの心を動かしたのは、
今回、同じくアカデミー賞(主演男優賞候補)にノミネートされた、ゲイリー・オールドマンさん
イギリス首相に就任したばかりのチャーチル首相を描いた映画
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
のオファーを受けた際、直々に辻一弘さんを指名し、
「あなたが引き受けてくれなかったら私はこの映画に出ない」
この一言で、辻さんは映画界への復帰を決意。数年のブランクにも関わらず、見事に
オールドマンさんをチャーチルに変身させ、『魔法使いのようだ』と言われていますが実際にはもっと色々な苦労があった様です。
辻一弘さんとゲイリーオールドマンの出会いは?
辻一弘さんとゲイリーオールドマンの出会いは2001年の猿の惑星のリメイクまで遡る様です。
その際はゲイリーオールドマンはその役をやらなかった様ですが。
その時に辻一弘さんの特殊メイクに関して凄い感動をしてその時からゲイリーオールドマンは辻一弘さんのファンになった様です。
先ほどゲイリーオールドマンが『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
のオファーを受けた際、直々に辻一弘さんに
「あなたが引き受けてくれなかったら私はこの映画に出ない」
との一言が辻一弘さんを映画の世界に戻したと言われていますが。
こちらは実際はこの時、辻一弘さんは相当悩んだ様です。
実際には映画に出ないと言われた後にどう返したかというと。
「わかった、少し考える時間をくれと」
そりゃーそうですよね、一度は引退をしている身ですからね。
それに関して辻一弘さんはこの様に語っていました。
「自分の中で映画業界から引退してアートの世界で生きていくと決めた以上、映画業界に復帰して戻るのは自分の人生に嘘を付いてる様だと思った」
ディック・スミス氏がハル・ホルブロックをリンカーンに特殊メイクで変身させたのが辻一弘さんの全ての始まりだった事を思い出した様です。
「この仕事が人生で一度のチャンスで自分のずっと追っていた夢だった事を思い出しました、そして過去にこの様なチャンスをもらった事がなかったのでこの仕事をやる事によって映画業界でお世話になった皆さんにお返しをできると思ったからやろうと思いました」
と凄い感動するエピソードがあったのですね。
きっと今頃亡き辻一弘さんの師匠であるディック・スミス氏さんも喜んでると思います。
映画の公開はいつ?チャーチルの実物はどんなの?
こちらの映画は、日本では2018年3月30日公開予定。
ちなみに、チャーチル首相は、
最期は90歳まで生きた方なんですが、全く顔も体型も違うオールドマンさんをどうやって変身させたのか?
なんと、この特殊メイクの開発と試作に約6ヶ月を費やし、合計200時間もかけられたのだとか。
辻さんの作品について
辻さんが、芸術家に転向してどんな作品を作られてきたのか、気になるところですね。
画像でみていきましょう。
アンディ・ウォーホール
サルバドール・ダリ
エイブラハム・リンカーン
師匠のディック・スミス氏。ご本人とのツーショットですね。
もう、写真からでも、今にもしゃべり出しそうなリアリティが伝わってきます。
嫁や子供は?
まとめ
以上が辻一弘さんに関しての調査でした。
アカデミー賞に3度目の正直で取れて本当によかったですね。
コメントを残す