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韓国前大統領朴槿恵公判中に倒れる!?判決はいつ?色々と調べてみた!

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T氏です。30日午後6時30分、韓国前大統領・朴槿恵(パク・クネ)被告の公判が行われた。朴槿恵被告は公判中、被告席で時折額に手を当てて疲れた様子を見せていた。突然、机の上に手のひらを載せ、その上に額を当てて伏した。朴槿恵被告の顔は青ざめていた。

朴槿恵被告はどうなるのか?色々と気になる点を調べてみました。

公判中に何があった?

弁護団は朴槿恵被告の状態を確認し、公判の中断を求めた。朴槿恵被告はしばらくして起き上がり、刑務官たちに脇を支えられて法廷の隣にある被告人控室に移動した。傍聴席からは検察席に向かって「大統領に何かあったらどうするんだ」と怒声が飛んだ。

数分後、騒ぎが収まると、裁判長を務めるソウル中央地裁のキム・セユン刑事第22部部長判事が「被告は少し体調が思わしくなくて休んでいるところだ。健康を害する可能性があるので、残りの証人尋問を続けるのは難しそうだ」と述べ。

朴槿恵被告の弁護人を務めるイ・サンチョル弁護士は「前大統領は裁判が続いて疲れがたまっており、めまいを訴えた」と説明した。朴槿恵被告の健康状態に大きな問題はないとのことだ。

朴槿恵被告は6月12日から毎週水曜日を除き週4回、裁判を受けている。裁判は午前10時ごろ始まり、通常夜までかかる。同被告は公判のたびに疲れたように首や腰の動かす様子が見られ、時折ウトウトしていることもある。

弁護団は以前から、裁判所に「前大統領は拘置所でも腰痛を訴えている。心身ともに非常に疲れており、週4回の裁判は無理だ」と伝えていた。

朴槿恵被告と共に裁判を受けている崔順実(チェ・スンシル)被告の弁護人、イ・ギョンジェ弁護士は「検察は捜査段階で作成した調書の内容を裁判で繰り返し聞いているが、裁判当事者の身体(健康状態)も重要ではないだろうか」と批判した。

朴槿恵前大統領が逮捕された事により。大統領経験者では1995年の盧泰愚氏、全斗煥氏に次ぎ、3人目の逮捕者となりました。

公判の判決はどうなる?最悪の場合「事実上の終身刑」

司法当局は、拘留期限が切れる今年10月半ばまでに一審判決を下す方針。そのため朴被告は週に3回、ソウル市中心部から約20kmの拘置所と裁判所を往復する日々が続く。すべての容疑で有罪になると、量刑は最大で懲役45年。

65歳の朴被告には終身刑に等しい。

 朴被告は容疑をすべて否認しており、猛烈な国民の批判に背を向けて法廷で全面対決する姿勢だ。

大統領だった朴槿恵はなぜ逮捕されたの?

崔順実ゲート事件と言われてるこの事件、事件の概要は、朴槿恵は親友の崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀しまして、韓国最大の企業グループサムスンからおよそ30億円の賄賂を受け取るなどした疑いです。検察と特別法に基づき捜査した特別検察官は、「大企業に資金拠出を要求した強要」とか、職権乱用、それから公務上の秘密漏洩など、合わせて13件の容疑で、崔順実被告らとの共謀を認定しています。

朴槿恵はこの問題に対して数度の国民向け談話を発表し、2回目の談話にて「夜も眠れず、こんなことをするために大統領に就任したのかと思うほど、辛い思いばかりしている」と悔恨の念を示した。そして11月29日には3回目となる談話で大統領任期の短縮を含む自らの進退をすべて国会に委ねる意向を表明した。

それが朴槿恵韓国大統領弾劾訴追です。

その後、朴槿恵は弾劾されそして朴槿恵は逮捕されます。

なぜ弾劾なのか?「辞任」と「弾劾」、2つの退任の違い。

 弾劾(だんがい)という言葉は罪や不正を調べ上げて公開し、責任を問うこと

大統領の任期の最後が「辞任」であったか、「弾劾」であったかで、その後の人生が大きく異なってきます。

大統領職を退いたのちに、大統領時代のおよそ70%の年金を受け取るとされる。

朴槿恵大統領は日本円でおよそ2000万円の年収があると言われていた、  「国務を慮った名誉の辞任」という形式をとることによって引退後に毎月100万円以上の年金が得られることになります。

また、年金収入の他にも、秘書3人分の人件費、事務所の家賃、ボディーガードの人件費、自分の医療費などを特権として得ることができます。

「自身の辞意表明」という形で幕を引いておけば、辞任の後に過去の汚職や責任問題を問われたとしても、こうした辞任後の特権を得ることができる、そうした思惑から、辞任表明を行っています。

しかし、これが「弾劾」によって「大統領としてふさわしくない行為・人物であるとして、国民から現職を追われる」というカタチになってしまった場合、年金額はもちろん減額、その他の特権も得ることができなくなってしまいます。

まとめ

  • 韓国前大統領朴槿恵被告の公判が行われた。朴槿恵被告は公判中、被告席で時折額に手を突然、机の上に手のひらを載せ、その上に額を当てて伏した。
  • 朴容疑者は親友の崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀しまして、韓国最大の企業グループサムスンからおよそ30億円の賄賂を受け取るなどした疑いです。
  • 司法当局は、拘留期限が切れる今年10月半ばまでに一審判決を下す方針。そのため朴被告は週に3回、ソウル市中心部から約20kmの拘置所と裁判所を往復する日々が続く。すべての容疑で有罪になると、量刑は最大で懲役45年。65歳の朴被告には終身刑に等しい。
  • 弾劾 罪や不正を調べ上げて公開し、責任を問うこと。
  •  大統領職に就くような人間にとって、その任期の最後が「辞任」であったか、「弾劾」であったかで、その後の人生が大きく異なってきます。
  • 「弾劾」によって「大統領としてふさわしくない行為・人物であるとして、国民から現職を追われる」というカタチになってしまった場合、年金額はもちろん減額、その他の特権も得ることができなくなってしまいます。
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