T氏です。
札幌雪まつりは、札幌市内だけでなく、全国、そしてなんと海外からも多くの観光客が訪れる冬の大イベントです。
札幌雪まつりといえばとても大きな雪像が有名ですが、あそこまで大きな雪像をどのように作っているのでしょうか?
また雪祭り後はどうやって解体するのか、知りたいと思いませんか?
そこで今回は、札幌雪まつり2018の日程、時間帯、見どころ、歴史と一緒に雪像の作り方、解体方法など様々なことを以下にまとめました。
Contents
札幌雪まつりについて
2018年で69年目を迎えようとしている札幌雪まつりですが、どのような歴史があるのでしょうか?2018年に至るまでの札幌雪まつりの歴史について詳しく見ていきましょう。
札幌雪まつりの歴史
1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したことがきっかけで札幌雪まつりは始まりました。
雪像の設置だけでなく、雪合戦や雪像展、カーニバルなどを合わせて開催したところ予想以上の大人気となり、そして以後、札幌の冬の行事として定着していきます。
69年間の主な出来事は下の通りです。
高さ15メートルの大雪像「昇天」が初めて作られる
自衛隊が参加し、大規模な雪像づくり
1959年
雪像づくりに2500人が参加(テレビや新聞で紹介される)
1965年
第二会場の真駒内会場を設置
1972年
冬季オリンピックが札幌で開催され、「ようこそ札幌へ」のテーマで世界発信
1974年以降
ミュンヘンやシドニーなど札幌とつながりの深い外国地域の雪像製作
1983年
3番目の会場「すすきの会場」登場
1984年
開催期間が2日間から7日間になる
2005年
40年続いた真駒内会場閉鎖
2006年~2008年
さとらんど会場開設
2009年
第2会場を「つどーむ会場」と名付ける
詳しく歴史を見てみると長年続いているだけあって色々なことを経て今のような人気の札幌雪まつりが出来上がったことが分かります。
これからどんな風に進化していくのでしょうか?
これからの札幌雪まつりから目が離せませんね。
札幌雪まつりの見どころ
札幌雪まつりは主に3つの会場に分かれていて、その会場によって雪像の展示品などが全く違うのでそれぞれの会場の見どころをご紹介します。
大通会場
1.5kmにも及ぶ雪と氷のドラマが展開されている大通会場。
真っ白い雪と氷だけで創られた作品達は、正に芸術品!感動ものです!
スケールがとても大きいのに精巧に表現されているところも見どころですし、大雪像から市民雪像、国際色豊かな雪像など様々な雪像が展示されています。
つどーむ会場
すべり台やスノーラフトなど北海道の大自然の中で思う存分雪と触れ合うことができるつどーむ会場は老若男女、子どもから大人にまで大人気!
室内スペースには、大きな休憩所や飲食ブース、子供が遊べるファミリー広場があり、寒くなった時や小さい子どもさんがいるご家庭の方にはもってこいの広場です。
すすきの会場
すすきの会場のテーマは“氷を楽しむ”です。
幻想的な氷像に触れ合える、乗れるなどのふれあい広場があり、まさにテーマの通り五感で氷を楽しむことができますよ。
撮影スポットのイルミネーションや氷の女王の撮影会などすすきのならではのイベントが盛りだくさんです。
札幌雪まつり2018の日程や時間帯
続いて札幌雪まつり2018の日程や時間帯などをご紹介します。
【大通会場】
《日程》
2018年2月5日(月)~2018年2月12日(月)
《ライトアップの時間帯》
22:00まで
【つどーむ会場】
《日程》
2018年2月1日(木)~2018年2月12日(月)
《時間帯》
9:00~17:00
【すすきの会場】
《日程》
2018年2月5日(月)~2018年2月12日(月)
《ライトアップの時間帯》
23:00まで(最終日は22:00まで)
札幌雪まつり2018が開催される日程は、1週間ほどと短いので予定を合わせてぜひ楽しんでください。
また、ライトアップの時間帯は会場毎に異なりますので、お間違えないように!
特に最終日には1時間早く終わってしまうので、時間帯を間違えると折角のライトアップを見逃してしまいますよ。
つどーむ会場に関しては9時から17時までの時間帯のみになりますので、ご注意ください。
芸術的で大迫力の雪像
札幌雪まつりの醍醐味といえば雪像ですが、今までにどんな雪像が作られたのか、雪像の作り方、圧倒される雪像の解体の仕方までを知っていただきましょう。
雪像の過去の作品
・大氷像「ホエール・ホーム」「台湾−台北賓館」
・大雪像「凱旋門」「奈良 興福寺 中金堂」「スターウォーズ」「トット商店街」
過去の雪像の作品名を見てみると魅力的なものがたくさんありますよね。
海外の方にも喜ばれるスターウォーズの雪像や日本らしい奈良の興福寺 中金堂など幅広いジャンルの雪像が楽しめます。
過去の作品から考えると2018年はどんな雪像が展示されるか今からワクワクしますね。
雪像の作り方
とても大きい雪像ですがその作り方はきっと多くの方が気になっていることでしょう。雪像の作り方を詳しくご紹介しますね。
以下が雪像の作り方です。
- 雪を運び入れ土台を固める(基礎となる)
- 足場を組みコンパネで仕切った各パーツに雪を積む
- コンパネを外し、荒削りを行う(形が少し現れてくる)、一部では化粧雪をはる
- 完成に向けて細部の仕上げを行う(雪化粧を貼る箇所が増える)
- 足場を外すと雪像全体像が現れる
- バランスを見ながら各パーツの修正や仕上げ
- 完成!
こうして文字にしてしまうと「雪像の作り方って意外と簡単」と思ってしまうかもしれませんが、雪像はなんと1か月もかけて作られる大変な作業で、大勢の方の協力がありやっと完成するものです。
雪像の作り方を知ったうえであの巨大な雪像を見るとまた違った雪像が見えてくるかもしれませんね。
雪像の作り方は昔から変わっているもしれませんが、大きな雪像が徐々にできていく工程を見ることも楽しいです。
雪像の解体の仕方
大きな雪像を豪快に破壊する作業はなんとも圧巻!
雪像を壊すだけですがとても大きな雪像なので、解体しているところも醍醐味の一部となり地元札幌の方を始め多くの方が訪れ、解体作業を見るためのツアーもあるほどなのだとか…。
でも、雪像の解体作業そのものは意外と簡単で豪快にパワーショベルで破壊する作業だけ。
その作業はなんと自衛隊の方が行なっているそうです。
解体作業は早朝から始めて(場所によっては午前2時から)朝の10時には終了しているので、解体作業を見てみたい方はぜひ早起きしてくださいね。
まとめ
2018年で69回目を迎える札幌雪まつりに訪れてみたくなりましたか?
また、雪像の作り方や解体方法などを知ってから訪れるとまた違った見方で札幌雪まつりを楽しめます。
毎年訪れているという方、初めて訪れる方様々ですが「札幌雪まつり2018」は誰もが楽しめる冬の行事なので、恋人や家族と日程を合わせてぜひ訪れてみてください!
雪像だけでなく解体する様など見どころ満載の札幌雪まつりです。
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