T氏です、宮市亮が再び前十字靭帯断裂で離脱のニュースが届きました。
サッカー選手の怪我で十字靭帯の怪我はアキレス腱断裂に並ぶ一番重い重症と言われています。
移籍後2年で2度目の前十字靭帯断裂
ザンクトパウリは28日、FW宮市亮が右膝の前十字靭帯を断裂したことをクラブ公式サイトで発表した。
宮市亮は28日の午前練習で行われた紅白戦で右ひざを負傷。前十字じん帯断裂の大ケガを負い、来週にも手術を受けるという。
宮市亮は約1年前に同じく前十字じん帯断裂から復帰したばかり。前回は約9カ月の離脱を強いられた。宮市亮は2015年6月にアーセナルからザンクトパウリに移籍。
シーズン開幕前の同7月18日に行われた親善試合で左ひざの前十字じん帯を負傷し、長期離脱を余儀なくされていた。
ピッチに戻ってきたのは2016年4月1日で、ブンデスリーガ2部第28節のウニオン・ベルリン戦に途中出場し、ケガからの復帰とともに新天地デビューを飾っていた。
今シーズンも負傷に悩まされ、公式戦19試合の出場にとどまった。昨年10月31日に行われたブンデスリーガ2部第11節のニュルンベルク戦では、相手選手と衝突し、脳震とうを起こして病院へと搬送されていた。2015年夏に加入して以来、ザンクトパウリでは公式戦24試合出場2ゴールを記録している。
膝の靭帯とは?どんな役割を持っているの?
膝には4つ靭帯があります。内側、外側、前十字、後十字。
簡単に説明すると役割としては真っすぐ立ってるのを支えてくれる。
内側が内側に曲がるのを支え
外側が外に曲がるのを支え
前が前を支え
後ろが後ろを支える
今回、宮内亮が負った前十字靭帯は前に行くのを支える靭帯、ここを損傷するとどうなるかというと、歩いてる時にガクっと膝崩れをおこす状態になります。
十字靭帯を損傷する時は大体、内側の靭帯、半月板も一緒に怪我をする事が多いと言われています。さらに十字靭帯は自然治癒しないため完治の為には絶対に手術をしないと行けない怪我です。
アスリートでないなら膝の周りの筋肉を鍛える事で多少は良くなるという話ですが競技レベルやらない場合という事なので一般的には手術をするのが普通と言われています。
損傷の有無
素人には判別が大変困難である為、専門家に診てもらうわないと駄目です。
前十字靭帯の場合は損傷の有無をチェックするには、レントゲン、MRIなどを撮影し、ある程度の予測はつくが、それらを見ただけでは確実な判断材料とはならない。
最終的には人の手で上腿・下腿とを持ち、動かして、そのゆれ・ずれ具合を見て判断する徒手検査(Lachman test)が確実に判断するための材料となる。
十字靭帯損傷で宮市亮のサッカー生命は終わるのか?
昔は膝をやったらサッカー生命は終わるとよく言われていたが、現在のスポーツ医学の発展はものすごいものであり、かつ一流のスポーツ選手が受けるスポーツ治療は一般人とはかけ離れてるものだと考えられる。
海外トップのサッカー選手を見てみても結構十字靭帯を損傷してる選手はいる、その後もトップリーグでプレーしてる選手もいる所から見ると完治しない怪我ではない。
ただ宮市亮が今回この怪我をしてしまったのは2度目、多少なり影響が出るかもしれないし、今後のサッカー人生を考えると怪我をしない体作りをしていかないと行けないかもしれない。
速く走れる天からの才能があるゆえに怪我をしやすくなっているのかもしれない、速く走るという事は止まる時にそれだけ負担がかかるし、止めに来るディフェンダーにぶつかる時の衝撃も大きい。
若いといわれても24歳、サッカーではここからだんだん中堅といわれる歳になってくる。
この怪我を乗り越えてまた一段と強くなって戻って来てもらいたい。
まとめ
- 移籍後2年で2度目の前十字靭帯断裂
- 前十字を損傷すると歩いてる時にガクっと膝崩れをおこす
- 完治の為には絶対に手術をしないと行けない怪我
コメントを残す