T氏です。
高校1年の現役最年少将棋棋士、藤井聡太六段(15)が18日、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で勝利し、七段に昇段した。
29連勝をはじめ、次々記録を塗り替えてきたが、七段昇段も最年少の新記録。
年内にタイトル獲得の可能性がある棋戦も二つ残し、快進撃は止まりそうにない。
そんな藤井聡太七段が六段から昇段するのに掛かった期間は僅か3ヶ月だったのです。
そんな藤井聡太七段がもう早くも八段になるのでは無いかと噂されています。
今回は藤井聡太七段がプロになってからの昇段についてのまとめそしてどうやったら八段に昇段できるのかという条件を調べて見ました。
七段の昇段条件はなんだったの?
日本将棋連盟が定める七段の昇段規定は結構色々な条件がありましたその条件は7つありその中から該当するものがあれば昇段だったようです。
七段にちなんで7つというわけでは無いのでご了承ください。
ちなみにその条件というのがこちらです。
(1)竜王挑戦
(2)竜王戦1組昇級
(3)六段昇段後、竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝
(4)順位戦B級1組昇級
(5)タイトル1期獲得
(6)六段昇段後、全棋士参加棋戦優勝
(7)六段昇段後、公式戦150勝の7つ。
今回、藤井聡太七段が該当したのは(3)の連続昇級だったようです。
そして気になる八段にの昇段条件は一体?
八段に昇段する為の条件は?
次に気になるのは、八段にはどうすれば昇段できるか。
規定では3つあります。
(1)竜王位1期獲得
(2)順位戦A級昇級
(3)七段昇段後、公式戦190勝、の3つがある。
藤井が今年度中に八段になれる可能性があるのは事実上(1)のみです。
竜王位1期獲得というのは結構険しい道のりです。
竜王一期獲得ってどのくらい難しいの?
竜王一期獲得する為の道のりは先ほども言いましたがかなり険しい道のりです。
まずは5組の決勝で勝って優勝。
さらに、強者揃いの各組上位者11人による挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、挑戦者の権利を獲得する。
その上で例年10~12月にかけて行われる七番勝負で、現タイトルホルダーの羽生善治竜王(47)を破ることが必要です。
それってかなり無理ゲー感がありますが、藤井聡太七段と羽生善治竜王の対戦成績は非公開のを入れても藤井聡太七段に分がありそうですね。
竜王戦は凄い精神的にもスタミナ的にも消耗される戦いと言うので何とも言えないですが頑張ってもらいたいですね。
もしもタイトル獲得となったらそれもまた最年少記録更新ですよね。
ちなみにタイトルの最年少記録の現在の保持者は屋敷伸之九段が記録保持者です。(18歳6ヶ月)
屋敷伸之九段は1990年3月27日~5月28日に行われた第56期棋聖戦:本戦トーナメントで勝ち上がり、6月18日~8月1日までの五番勝負で3連勝、18歳6か月で初タイトルを獲得それが現在ある最年少記録です。
変な話今回ダメでもまだ最年少記録を更新するチャンスはありますからね。
藤井聡太の昇段履歴※プロ入り後
藤井聡太七段のプロ入り後の昇段履歴をまとめましたこちらです。
2016年10月1日 四段
2018年2月1日 五段 順位戦C級2組から同1組へ昇級決定
2018年2月17日 六段 朝日杯将棋オープン戦優勝(五段昇段後全棋士参加棋戦優勝)
2018年5月18日 七段 竜王戦5組から4組に昇級決定(昨年に6組から5組に昇級/六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級)
最年少の昇段記録
そしてこちらが現在の最年少昇段記録となります。
すでに3つも持ってる藤井聡太七段は凄いですね(ってこれは逃したら手に入れれない称号ですね)
四段 藤井聡太 14歳2カ月
五段 加藤一二三 15歳3カ月
六段 藤井聡太 15歳6カ月
七段 藤井聡太 15歳9カ月
八段 加藤一二三 18歳3カ月
九段 渡辺明 21歳7カ月
現在の八段と九段の最年少記録までまだ2年以上あるので十分達成できそうですね。
まとめ
以上が藤井聡太七段の八段昇段の条件そして藤井聡太七段のプロ入り後の昇段履歴に関してまとめたものでした。
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